TLCリーディングコース　レベル2

以下に該当するお子様はTLCリーディングコースレベル２をスタートできます。

• TLCリーディングコースレベル１修了者
• 英検4級以上保有者
• リーダーズ（ORT Level 5以上）が初見で読める学習者

科学的なリーディング指導では、「フォニックス」→「サイトワーズ」→「フルエンシー」という順番で学習を進めます。まずフォニックスとサイトワーズを学ぶことで、子どもはやさしい英語の本を、正しい発音で読む力を身につけます。次のステップとしてフルエンシーを育てることで、読んだ内容を正しく理解する力（読解力）を伸ばしていきます。

フォニックスとサイトワーズを学べば、大抵の子どもは英語が「読める」ようになりますが、同時に、大多数の子どもが「読解力が伴わない」という壁にぶつかります。特に英語を第二言語として学ぶ日本人の子どもは「英語を読むこと」に意識が集中するので、内容理解まで思考が回らないのです。

TLCリーディグコースは「英語を流ちょうに読む訓練」を「家庭で」実践するために開発された教材です。ネイティブから対面でレッスンを受けなければ難しいと考えられていた「英語を流ちょうに読む訓練」が、家庭で手軽に行えるようになりました。子どもから大人まで、日替わりの動画レッスンを通して、英語を早いスピードで、正確に、感情を込めて読む力が育成できます！やさしい本を、正確に、速いスピードで、感情を込めて読めるまで「音読練習」を重ねるのです。音読の精度が向上すると、知っている単語や文脈（コンテクスト）を手がかりに意味を推察する力が働き始めます。

日本の中学教科書に出てくる単語数は3年間で約6000〜7000語です。（新出単語数でなく教科書に収録されている総単語数）アメリカの小学1年生は、1年間で平均「22,612単語」読みます（Renaissance2025）から日本の中学生は3年間かけてアメリカの小学１年生の３分の１以下しか読んでいない計算になります。

日本の英語教育最大の欠点が「英語を読む量が少なすぎる」ことです。英語を読む訓練が足りないと「フルエンシー／読みの流ちょうさ」が向上しません。すると、頑張って読んでも理解が伴わず「英語は難しい！」「英語は苦手だ！」と子どもを英語嫌いにしてしまう可能性が高くなるのです。

TLCリーディングコースレベル２では1分間で読める短い物語の「多読」を通して強固なフルエンシーを身につけることができます。英語の本がストレスなく、初見でスラスラ読めるようになれば、英語は身についたも同然です。読むことよりも「理解」に思考が使えるようになりますから、英語の本を速いスピードで読みながら、同時に理解できる「英語思考」が身に付くのです。

さらにTLCリーディングコースレベル２では、重要単語を含むセンテンスパターンを学習します。センテンス学習は「読みの流ちょうさ」の育成はもちろん、一つの単語が複数の意味を持つ重要単語を使いこなす上で欠かせません。文法力や構文力を向上させるためにも重要単語の用法パターンを学ぶことは必須です。

TLCリーディングコースは短い物語の多読とセンテンス学習を取り入れることで、英語を流ちょうに読む力の強固な土台を育成します！