TLCフォニックス　インターミディエットコース

以下に該当するお子様はインターミディエットコース対象です。お子様の年齢に関わらず、インターミディエットコースをスタートするには、アルファベットの音（エイビシーでなくアブクド）を知っていることが前提となります。まだアルファベットの音を認知できないお子様はビギナーコースからスタートです。

• アルファベットの音（abcd=アブクド）が認知できる
• 知っている単語は読めるが未知の単語は読めない

フォニックスでアルファベット26文字の音を学んだ次のステップがライミング（終わりの音が同じ単語）学習です。cat, hat, mat, rat, pat, bat, fat, satは「at」でライム（韻を踏む）する3文字単語です。TLCフォニックス・インターミディエットコースでは「at」「op」「it」「ock」など、英語の代表的なライミングを「歌」「ビデオレッスン」「オンラインクイズ」「ワークシート」で学習していきます。ライミングを学ぶことで、子どもは初見で読める単語を劇的に増やすことができます。

またTLCフォニックス・インターミディエットコースでは「sh」「ch」「th」「wh」など、二つの子音の組み合わせで読み方が変わる「ダイグラフ」と呼ばれる４〜５文字単語の読み方を学習します。ライミングとダイグラフを学び、子どもが自分の力で未知の単語を読めるようになると、英語学習に対するモチベーションが飛躍的に向上します。フォニックス学習の素晴らしい点は子どもが「自分で読めた！」という成功体験を積み重ねることによって「自主的なやる気」を大きくできることです。

「the, of, and, a, to, in」を知らない人はいないと思います。これらは英語の「頻出単語」であり、サイトワーズ（Sight Words）と呼ばれます。英語圏の小学校では、フォニックスに加えて、サイトワーズを必ず指導します。

英語圏の小学校でサイトワーズを教える理由は明快です。全ての英語の「約50％は頻出上位100単語」のサイトワーズで、そして、全ての英語の「65〜70％は頻出上位300単語」のサイトワーズで構成されているからです。＊絵本から専門的な学術文章まで全ての英語です

たった300単語のサイトワーズを覚えるだけで、理屈では、どんな本も70％読めるようになるのです。サイトワーズはリーディング力を向上させる近道ですから、子どもたちに教えない手はありません。

サイトワーズにはいくつかの異なるリストが存在します。アメリカの小学校で最もよく使われるリストはDolch Sight Words（ドルチサイトワーズ）と呼ばれる220単語です。このリストが発表されたのは1948年で、当時の子ども向けの絵本から単語が抽出されています。「The Cat in the Hat」で人気のDr. Seussの絵本シリーズはDolch Sight Wordsの220単語をベースに書かれています。

インターミディエットコースではDolchサイトワーズの正しい発音と意味を毎日のレッスンの中で自然に覚えていけるようにカリキュラムが組まれています。さらにサイトワーズを含む重要フレーズをレッスンに取り入れることで、子どもは英語ネイティブ向けの簡単な本を自分の力で読めるようになります。